[FantiaSpotlight編集部]
本日はインタビューのほどよろしくお願いします！

[稲荷もちさん]
ふたり組でふたなり創作活動をしている稲荷もちと申します。
主にイラストやお漫画づくりをやっています。インタビューよろしくお願いします！

[FantiaSpotlight編集部]
ファンティアを始めようと思ったきっかけを教えてください。

[稲荷もちさん]
ふたなりジャンルの創作活動をはじめたばかりだったので、そのタイミングで少しでも新しいことに挑戦しようと考えていました。いくつかのＳＮＳや支援サイトを選んで、まずは自分たちのことを知ってもらいたくて。
Fantiaをはじめたのは、お友達の絵師（灰葉さん）に誘われたのが直接のきっかけです。今もイベントに誘っていただいたりコラボに誘っていただいたり、Fantia関連だけでなく良くしていただいています（笑）

[FantiaSpotlight編集部]
ふたなりのイラストを描き始めたきっかけとはなんでしょうか？

[稲荷もちさん]
元々は別のジャンルで活動をしていたのですが、商業漫画のお話を頂いたのをきっかけにこの名義にして、成人漫画をはじめました。
ふたなりに特化しようと思ったのは稲荷もちと言えばコレ、とわかりやすいものを選ぼうと考えたからです！時間をかけて「稲荷もち＝ふたなり」という風にジャンル界隈のみなさまから覚えられたらいいなと思います。

[FantiaSpotlight編集部]
描くのが好きな髪型、服装、シチュエーションなどはありますか？

[稲荷もちさん]
ラブコメが大好きなので、ラブラブエッチなシチュエーションをたくさん描いています！逆にハードなものは描くのが苦手なので、避けていますね…。
ちょっと気が強いけれど実は世話焼きな女性、というギャップのあるキャラ像が好きなので、油断するとそういうキャラばかり描いています（汗）
女上司とか腐れ縁の幼馴染とか…。

画像は恩納仁さやか。fantiaクラフトを利用した限定受注商品も発売しています

[FantiaSpotlight編集部]
世話焼き女性・・・いいですよね・・・。
稲荷もちさんのイラストの拘りポイントを教えてください！

[稲荷もちさん]
これは主観になってしまいますが、大きいサイズのふたなり娘が流行している気がしたので、わたしたちはその逆でニッチを狙おうと思いました。なので「ついててかわいいおんなのこ」（色々なところが）を拘りのポイントにしています！
それから、ファンのみなさまにキャラクターを好きになってもらいたいという想いがあるので、少しでも特徴をわかりやすく、覚えてもらいやすい造形にしようと心がけています。
例えば「金髪ツインテで、ふたギャル」とか、シルエットで覚えてもらいやすい工夫を凝らしています。金髪ツインテのキャラはたくさんいますが、ふたなりだと二度見してもらえないかなあと（笑）

画像は槍田かりん。彼女もfantiaクラフトを利用した限定受注商品を発売しています

[FantiaSpotlight編集部]
一見すると普通の女の子なのによく見ると・・・というシチュは
新鮮な印象を得られますね！
作業工程の中で重視していることは何ですか？

[稲荷もちさん]
瞳と局部の造形は時間をかけ一筆入魂の気持ちで重視しています（笑）
それと、ふたり組で活動していますので、コンセプトにブレがでない様にお互いの共通認識をつくることに時間をかけています。なのでキャライメージ、キャラ同士の掛け合いとか、シチュエーション設定など話の内容はギリギリまでいつも話し込んでいますね。
コンセプトを決めたら、絵の差分やコマの振り分けの議論に時間をかけています！構図切りなどのラフパターンはいつも多めに用意して、お互いにアイデアはストックする様にしています。

[FantiaSpotlight編集部]
一人では考えつかないようなこともお二人ならアイデアが生まれるということでしょうか。
稲荷もちさんにとってのふたなりの魅力を教えて下さい！

[稲荷もちさん]
最大の魅力は、男性器も女性器もついていることだと思います（笑）
男性の側からすると、自分と同じ性器が「ついている」ので、そのキモチイイが想像できるからこその「共感性」があるんじゃないでしょうか。また、他のふたなり描きさんのファン層はわかりませんが、稲荷もちのコンテンツを応援してくださる方には「男の娘・女装・メス男子」のジャンルの方がたくさんおられるように感じます。
男性らしくもあって、女性らしくもあって、中性的なのとはまた違った形で両方の魅力がギュっと凝縮されたジャンルなんじゃないかなあ？　と考えています！！

[FantiaSpotlight編集部]
ファンクラブの見どころを教えてください！

[稲荷もちさん]
コンテンツ作りの過程を進捗投稿しているので、キャラの構想や物語のイメージボードなど、完成作品以外の「考えるターン」もファンの方にも一緒に楽しんでいただけると思います。

[FantiaSpotlight編集部]
ファンティアをやっていてよかった事・嬉しかったことなどありますか？

[稲荷もちさん]
一番嬉しかったのは「撃てば響く」という感じの距離感だと思います。
みなさまがファンとして応援してくださる前提でコンテンツを見てくださるので、何かアクションをすれば必ず何かしらの反応を頂けることは、とてもいいですね！
とにかくみなさまとの距離感が心地よいです。

[FantiaSpotlight編集部]
今後の活動で目標や、やってみたいことなどはありますか？

[稲荷もちさん]
わたしたちを知ってもらうことも大切ですが、キャラクターを知ってもらうことに一番力を入れていますので、いつかフィギュア化などできればいいなと思っています！！
後はふたなりジャンルの同人活動をしていますので、まとまった作品を作って「ふたけっと」に参加するのが直近の目標です。

[FantiaSpotlight編集部]
インタビューにお付き合い頂きありがとうございました。
最後に、ファンの皆さまへ一言お願いします。

[稲荷もちさん]
正直なところ、ふたなり活動をはじめてまだまだ日が浅いので、当初はこんなに早く多くの方の目に触れるとは思っていませんでした。ファンクラブを通じて一緒にコンテンツを育てている感じが、今とても充実しているなと思っています。末永く描いていきたいと思いますので、これからもみなさまのご支援よろしくお願いします！